Workspace ONE でジオフェンスを設定してみる

2025/02/16

Workspace ONE ジオフェンス 位置情報

t f B! P L

 こんにちは。

前回は速度制御だったので、位置情報繋がりで今回はWorkspace ONE のジオフェンス機能について確認してみたいと思います。

位置情報について ⇒ Androidはこちら iOSはこちら
速度制御について ⇒ こちら

ジオフェンスとは

ジオフェンス(Geofence)は、地理的な境界(フェンス)を仮想的に設定し、その領域に基づいて特定の動作や通知をトリガーする技術や概念を指します。この技術は、GPS、Wi-Fi、セルタワー信号、Bluetoothなどの位置情報を活用して機能します。

【主な仕組み】

・仮想的な境界の設定
地図上で特定の地域(円形や多角形など)を指定します。この領域がジオフェンスです。

・デバイスの位置追跡
スマートフォンやGPS対応デバイスが現在地を取得します。

・トリガーの発動
デバイスが設定されたジオフェンスの内側に入る、外に出る、または一定時間留まると、特定の動作が発動します。

Workspace ONE におけるジオフェンスの利用

Workspace ONE においてはジオフェンスエリアを設定し、特定のエリア内のデバイスに対しプロファイルを適用することができます。

https://docs.omnissa.com/ja-JP/bundle/WorkspaceONE-UEM-Managing-DevicesVSaaS/page/GeofenceAreas.html

ジオフェンス エリアを有効にするには、2 つの手順が必要です。

①ジオフェンシングエリアを追加
②プロファイルにジオフェンスを適用

ジオフェンスは Android および iOS デバイスで利用できます。
今回はAndroidで検証してみます。

ジオフェンスエリア設定

①すべての設定 > デバイスとユーザー > 高度な設定 > エリア を選択し、「ジオフェンスエリア」をクリックします。

②以下の画面でエリアを設定します。

設定説明
エリアネーム作成するジオフェンスエリアを識別するための任意の名前
アドレスエリアの中心となる住所を入力。ざっくり「tokyo station」と入力して [クリックして検索] を押して設定したり、地図を直接クリックして設定することも可能。
半径単位としてkm/マイル を選択可能。最小は800メートル(0.8km)

プロフィール設定

ジオフェンスエリアのデバイスに対してプロファイルを適用する形になるので、プロファイルを作ってジオフェンスエリアを指定します。

①リソース > プロファイル&ベースライン > プロファイル を選択し、追加 > プロファイルを追加 をクリックします。

②[プロファイルを選択]画面で「Android」を選択します。

③今回はカスタムメッセージペイロードを設定してみます。

④割り当て画面でジオフェンスエリアを設定します。
 スマートグループなどは通常通り設定したうえで、「所定の領域のみにインストール」
 を有効にします。
 「選択したエリア内のデバイスのみにインストール」が表示されるので、
 作成したジオフェンスエリアを選択します。

動作確認

まだジオフェンスエリアへは移動していない状態でデバイスを見てみます。

まずはHubアプリからプロファイルの適用状況を確認してみます。
適用されていることがわかります。
ジオフェンスエリアに移動していなくて、プロファイル自体はインストールされているように表示される仕様になっています。

デバイスのロック画面でカスタムメッセージが表示されることはありません。

続いてジオフェンスエリアに移動してデバイスを見てみます。

Hubアプリからプロファイルの適用状況を確認してみますが、移動前と変わりはありません。

デバイスのロック画面を見てみると、カスタムメッセージが表示されるようになりました。


再度ジオフェンスエリアから出ると、カスタムメッセージは表示されなくなります。

まとめ

今回検証してみて、気になったのは2点です。

・一つのプロファイルに対し、複数のジオフェンスエリアを設定するとうまく動かない

・パスコードプロファイルなどを設定した場合、エリアを出てもパスコードがクリアされるわけではない(プロファイルが削除されたときの状態はOS仕様に基づく)

ジオフェンスエリアはプロファイルにしか使えないので、もっといろいろな制御をしたい場合はOmnissa Intelligence を使うことを検討するのがいいかもしれません。

自己紹介

自分の写真
インフラ系システムエンジニア。Omnissa (旧VMware) Workspace ONEを専門に扱うことになったため、お勉強と備忘のためにブログを始めることに。

・VCP-DW 2022
・vExpert 2024
・Omnissa Certified Administrator – Workspace ONE
・2026 Omnissa Tech Insiders

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