Workspace ONE でスピードロック

2025/01/19

Workspace ONE 位置情報 速度制御

t f B! P L

あけましておめでとうございます。
お久しぶりです。
更新をさぼってしまっていました。

昨年お仕事でWorkspace ONE以外の製品を触る機会があり、ドライバーなど向けに移動速度に応じたデバイス制御があることを知りました。

へー!と思っていたら、Workspace ONE でも移動速度をトリガーにした制御があることを知ったので、今回は試してみたいと思います。

速度ロックダウン

Workspace ONE では、移動速度をトリガーにデバイスへのアクセスをブロックすることができます。
設定はLauncherプロファイルから行います。
※ライセンスによってはLauncherを利用するために追加のアドオンが必要な場合があります

今回はLauncherの細かな設定は置いておき、移動速度制限に関する設定をご紹介します。
以前の共有デバイスの記事でもLauncherを使用しているので、Launcherってなんだっけという方はそちらも参考にしてみてください。
https://infra-syosinsya.blogspot.com/2024/08/workspace-one-android.html

Launcherプロファイルの作成

①リソース > プロファイル&ベースライン > プロファイル より、プロファイルを追加します。
②[Launcher]ペイロードの下部にある「速度ロックダウンを有効にする」を有効にします。

③速度ロックダウンに関する設定は以下の通りです。
設定説明
ユニット速度の単位(キロorマイル)を選択。
速度今回は5を指定。時速5キロは早歩きくらいの速さ。
時間のしきい値 (ミリ秒単位)今回は5000(5秒)を指定。設定した速度をこの時間過ぎるとロックダウンを終了する。
パスコードのトラブルシューティングロックダウンを解除するためのパスコード。
ヘッダー テキストロックダウン画面に表示するテキスト
メッセージ テキストロックダウン画面に表示するテキスト

動作確認

電車に乗ってどうなるか見てみました。
電車が走り出すと以下画面が表示され、止まるといつもの画面に戻りました。
表示されるテキストも設定した通りです。

スピードロックモード

カスタムプロファイルを使用すると、スピードロックの際に専用のホーム画面を表示することもできるみたいです。
https://docs.omnissa.com/ja-JP/bundle/workspaceonelauncherVSaaS/page/CustomXML.html#speed_lock

こちらも試してみます。

Launcherプロファイルの作成

①リソース > プロファイル&ベースライン > プロファイル より、プロファイルを追加します。
※[Launcher]ペイロードを構成しますが、「速度ロックダウンを有効にする」は有効にしません

②先述のドキュメントを参考に[カスタム設定]を設定します。
 今回は以下のように設定してみました。



一応画像も。

各パラメーターの意味は以下の通りです。
設定説明
speed速度を指定。
unit速度の単位を指定。0:km/h、1 : m/h(デフォルト = m/h)
timeThreshold時間の閾値に相当。
troubleshootPasscodeパスコードのトラブルシューティングに相当。
headerTextヘッダー テキストに相当。
messageTextメッセージ テキストに相当。
listOfApplicationsスピードロックモード画面に表示させたいアプリの一覧。
launchAppOnStartupスピードロック画面に遷移する際、自動起動するアプリ。
durationToMoveToSpeedLockCanvasスピード ロック画面(車のアイコンとテキスト)からスピードロックキャンバスに切り替わるまでの時間。

動作確認

今度は車の助手席に座って動作確認してみます。
車が走り出すと速度ロックダウンの時と同様に車の絵が描いてある画面が表示されます。
テキストメッセージは変更した通りですね。

車の画面が表示されて5秒ほどすると、launchAppOnStartupに指定しているWebexが起動しました。
launchAppOnStartupを指定しない場合や、起動したWebexを終了すると以下の画面が表示されます。
切り替わるまでの時間、表示されているアイコンもカスタム設定ペイロードの設定どおりです。

まとめ

Workspace ONE の移動速度による制御について試してみました。
一定以上のスピードでは操作をさせない、操作可能なアイコンを制御するというのはドライバー向けによさそうです。
物流だけでなく、営業車に乗る機会がある会社でも是非!

スピードロックモードはLauncherのバージョンが24.05からということもあり、まだまだ認知度の低い機能なのかなと思いました。
スピードを超えたらタグ付けしたり、通知できるような制御もあるとドライバー向けデバイスとしてもっと活躍できそうですね。

自己紹介

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インフラ系システムエンジニア。Omnissa (旧VMware) Workspace ONEを専門に扱うことになったため、お勉強と備忘のためにブログを始めることに。

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・Omnissa Certified Administrator – Workspace ONE
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