Omnissa Access でシングルサインオン(モバイルSSO Apple版)

2025/03/17

iOS SSO Workspace ONE

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Workspace ONE Access が Omnissa Access に名称が変わり少し経ちましたが、ドキュメントはWorkspace ONE Access が残っているものが結構あります。

呼び方に悩みますね。

とりあえず今回はOmnissa Access と呼んでおきます。

Omnissa Access では、モバイルSSO(Android)やモバイルSSO(iOS)といった、シングルサインオンのための機能が用意されています。

モバイルSSO(Apple版)というのを試したことがなかったので、今回はこちらを試してみた結果をまとめてみたいと思います。

モバイルSSO(iOS) と モバイルSSO(Apple 版) の違い

iOSデバイスでSSOを実現しようと思ったとき、モバイルSSO(iOS) と モバイルSSO(Apple 版)があるため、どちらを使ったらいいか迷うこともあると思います。

モバイルSSO(Apple 版)の検証をする前に、違いを整理しておきます。

比較項目モバイルSSO(iOS版)モバイルSSO(Apple版)
認証方式Kerberos認証(Workspace ONE AccessのKDCを使用)AppleのSSO拡張機能(SSO Extension)とHubアプリの連携

現在OmnissaではモバイルSSO(Apple 版)の利用を推奨しています。

モバイルSSO(iOS版)からモバイルSSO(Apple版)への移行やメリットについては以下Omnissa のドキュメントにまとめられています。

Migrating from Mobile SSO (for iOS) to the New Mobile SSO (for Apple) Extension | Omnissa

事前準備:証明書エクスポート

モバイルSSO(Apple 版)では、証明書認証を行います。
認証で使用する証明書をWorkspace ONE UEM から取得します。

①すべての設定 > システム > エンタープライズ統合 > Workspace ONE Access > 構成 を選択します。

②証明書を「エクスポート」します。

Omnissa Accsess 設定

取得した証明書をOmnissa Access側にインポートし、モバイルSSOのための設定を行います。

組み込みIDプロバイダの設定

①統合 > 認証方法 にて、「モバイルSSO(Apple 版)」を選択し、「構成」をクリックします。


②「証明書アダプタを有効にする」を「はい」に切り替え、「ルートおよび中間 CA 証明書」に事前準備でエクスポートした証明書をアップロードします。


②「デバイス認証タイプ」を選択します。
 「なし」を選択した場合、SSOの際に追加の認証は求められません。
 「生体認証」を選択した場合、追加でTouch ID/Face ID が要求されます。
 「生体認証-パスコード」では、Touch ID/Face ID またはパスコードが要求されます。


③統合 > IDプロバイダ にて、対象のIDプロバイダを選択し、「モバイルSSO(Apple 版)」のボックスにチェックを入れます。

ポリシールールの設定

①リソース > ポリシー にて、アクセスポリシーを編集します。

②「構成」にて、iOSからアクセスする場合にモバイルSSO(Apple 版)を使用するよう設定します。

Workspace ONE UEM 設定

モバイルSSOをするための設定をデバイスに配布します。

プロファイル設定

①リソース > プロファイル&ベースライン > プロファイル より、プロファイルを追加します。

②プラットフォームでiOS、コンテキストでデバイスプロファイルを選択します。

③[SCEP] ペイロードを以下の通り設定します。

項目設定値
認証情報ソースAirWatch 認証局
認証局AirWatch Certificate Authority
証明書テンプレートSingle Sign-On

④[シングルサインオン拡張機能] ペイロードを以下の通り設定します。

項目設定値
機能拡張タイプWS1 ACCES
ホストWS1 Access のテナント名
許可済みのバンドル IDオプションで SSO を使用できるアプリ ID を定義できます。
バンドル ID を追加しない場合は、すべてのアプリに使用されます。特に理由がなければ空欄のままで大丈夫です。


④割り当て、保存して公開します。

動作確認

加入済みのiPhone SE にてsafariを起動し、Omnissa Access へパスワード入力なくログインできるかを確認します。

■デバイス認証タイプを「none」にした場合

■デバイス認証タイプを「生体認証」にした場合


■デバイス認証タイプを「生体認証-パスコード」にした場合

デバイスで指紋を登録していると、パスコードは表示されず指紋認証になります。

デバイスに登録された指紋がない状態で動作を確認してみると、Touch ID 認証ではなくパスコード入力が求められます。

なお、いずれの方法でも初回認証時には以下画面が表示されます。

まとめ

設定自体は非常に簡単でした。
モバイルSSO(iOS版)と比べても、非常にシンプルな設定だと思います。

生体認証と組み合わせて使えるので、単純なSSOよりもよりセキュリティが確保できるのもよい点です!

自己紹介

自分の写真
インフラ系システムエンジニア。Omnissa (旧VMware) Workspace ONEを専門に扱うことになったため、お勉強と備忘のためにブログを始めることに。

・VCP-DW 2022
・vExpert 2024
・Omnissa Certified Administrator – Workspace ONE
・2026 Omnissa Tech Insiders

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