前回Androidの位置情報取得について確認しました。
今回はiOSの位置情報取得について見ていきます。
【Workspace ONE 設定】
①Workspace ONE UEMにログインし、以下の通り設定します。
グループと設定 > すべての設定 > デバイスとユーザー > 全般 > プライバシー > 位置情報
GPSデータ:収集して表示
この設定はAndroidやWindowsなど他のOSと共通の設定です。
AndroidとiOSで位置情報の収集対象を変更したいようなケースでは、組織グループを分けて管理する必要があります。
②Workspace ONE UEMにログインし、以下の通り設定します。
デバイスとユーザー > Apple > Apple iOS > Intelligent Hub 設定
位置情報データを収集:有効
Androidとは異なり、「GPS時間のポーリング間隔」や「データ送信間隔」の設定がありません。
iOSでは、デバイスからHubアプリに対して位置情報の報告が行われ、Hubアプリから能動的にGPS情報の取得は行われません。
そのため、iOSの位置情報、GPSの取得はAndroid以上にデバイス仕様に依存します。
参考情報:Workspace ONE 位置情報 (GPS) 追跡機能の概要 (2960934)
https://kb.vmware.com/s/article/2960934?lang=ja
上参考情報によると、VMware WorkspaceONE SDK を使用するアプリ(Browser、Content Locker、Boxerなど)を使用しているとGPSを取得できるそうです。
しかしながらUEMに位置情報を報告するのはやはりHubアプリになります。
デバイスでWebなど使用してもUEM上の位置情報は更新されませんでしたが、Hubアプリを開くと位置情報が更新されました。
(デバイス上で位置情報の更新があったかに左右されるのかもしれませんが、Hubアプリを開くと必ず更新されるというわけでもないようです)
また、AndroidではGPSオンを強制することができましたが、iOSでは強制することができない点も注意が必要です。
【Workspace ONE UEM コンソールからデバイスチェックイン要求の実行】
iOSに対しては、「デバイス チェックイン要求」コマンドを送信することで位置情報を取得することができます。
Workspace ONE UEM コンソール操作
①対象のiOSデバイスにて、その他のアクション > デバイス チェックイン要求 を選択します。
②[デバイスのチェックインを要求しますか]のメッセージで「OK」を選択します。
③[デバイスのチェックイン要求が送信されました。]のメッセージで「OK」を選択します。
デバイス側操作
①デバイス側に通知が表示されます。
②通知をタップするとHubアプリが起動します。
③メッセージの詳細は以下の通りです。
この検証ではHubアプリを開いたことでUEM上の位置情報が更新されることを確認できました。
【Workspace ONE UEM で位置情報の確認】
位置情報の確認の仕方などはAndoridデバイスと同じです。
ちゃんとUEM上からデバイスの位置情報が確認できます。
地図の拡大・縮小もできるので、どの程度正確かぜひ皆さんも試してみてください。
【まとめ】
Androidに引き続き、iOSデバイスの位置情報取得についてまとめました。
どちらもGPS取得はデバイスで行われ、Workspace ONE はその情報を収集、UEMへ送信しています。
運用上大きな違いは以下2点かなと感じました。
・AndroidではHubアプリの位置情報収集、送信の間隔が設定できるが、iOSではできない
・Androidでは位置情報取得を強制できたがiOSではできない
AndroidとiOSでGPSに関する考え方が違うことがわかって面白かったです。







